殺人女優

WANNABE

２０２４年

韓国

１０３分

サスペンス

劇場公開（2024/10/18）

監督：
ユ・ヨンソン

『ヨコクソン／女哭声』
脚本：
ユ・ヨンソン

出演：
ジヨン
ソン・ジウン
キム・ヌリ

＜ストーリー＞

飲酒運転で事故を起こし、活動休止に追い込まれた人気女優・スヨン。ある日、酔い潰れたスヨンが目覚めると、目の前には後輩女優・ガヨンの死体が横たわっていた。

―感想―

アガサ・クリスティーの小説じゃないけれど最終的には「そして誰もいなくなった」状態になるサスペンスです。

一種の密室劇と言ってもいいのかなあ、人が次々と死んでいく訳ですが、合間に挟まれる女子高生時代の映像は誰目線のものなのか、これが重要な鍵となっている。

こういう「騙し」を自然に入れてくるのは韓国映画が得意分野だよね、すっかり俺も主人公の思い出として観ておりましたわ。

後半は結構映像に動きが出て面白かったものの、そこに辿り着くまでの過程に問題ありで、所々除いては静かなんよ。

だからもう目がうつらうつらしちゃって、２回寝落ちしてしまった。

同居している後輩ガヨンの死て、主人公が閃いた通りの事故だったのかね、そこだけはモヤッとしたのが残った。

酒を飲んだら記憶が一切飛んでしまう主人公だからもしかしたらとは思うし、実は例の人物が、とも思うし・・・う～ん(-_-;)

巡回に来た警官２名以外はろくな登場人物が出てこない。

結果一人勝ちみたく、湖畔を前に勝ち誇った感じで映画は幕を閉じるのだが、エンドロール中にまさかのあいつが生き返る！？

続編想定してこれ入れたのならまだ理解出来るが、そうでないならこのシーン要る？と疑問でしかない。

女の敵は女、女同士の嫉妬、そういった女性ならではの同性に対した憧れと憎しみが交差した乱雑な感情が要所要所で爆発した後半以外は盛り上がりに欠けるサスペンス作品でありました。

評価：★★★

２５／０３／０６ＤＶＤ鑑賞（新作）

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レンタル開始日： 2025-03-05

メーカー： アルバトロス

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