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Channel: 銀幕大帝α
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RUN/ラン

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RUN
2020年
アメリカ
90分
サスペンス
劇場公開(2021/06/18)



監督:
アニーシュ・チャガンティ
『search/サーチ』
脚本:
アニーシュ・チャガンティ
出演:
サラ・ポールソン:ダイアン
キーラ・アレン:クロエ



<ストーリー>
生まれつきの病気によって車椅子生活を送るクロエは大学へ進学し、自立しようとしていた。ある日、クロエは自分を支えてくれている母が危険な薬を自分に渡していることを知り…。

母の愛からは逃れられない

溺愛する車椅子の娘に、毒母の狂気が暴走する――

―感想―
配達人のおっちゃんは殺されたてことでオケ?
そこは別に重要ではないのかな、でも気になるやん。

娘が病気、ていうより母親が病気じゃねえか。

生まれた子が直ぐに死んでしまったから、別の新生児を誘拐した。
これはまだ理解出来る(反人道的だけど)。
だが、わざと歩かせないように動物用の薬を飲ませ続けていたてのが全く理解出来ん。
他人の子だけど、愛してはいたんでしょ?
病弱にさせて行動範囲を狭める意図て、何?
ただ単に束縛したかっただけなのか、真実を知られる事を恐れての行為なのか。
仮にもし俺が母親の立場だとしたら、大病を患っている「赤の他人の子」を育てる気力なんて沸かないけどなあ。
元気に活発な生活を目の前で送ってくれた方が嬉しいだろうに、そうさせない母親・・・やっぱ頭おかしいや。

勉強はしっかりさせていたけど、大学には行かせん!てのも意味不明だが、そのおかげで賢さが真相を引き寄せていく。
バカな子だったら、何の進展もないまま病弱の子として人生を歩んでいくんだろうね。
ま、どちらにせよ可哀想過ぎるのは確かで、この毒母の手の内から早く脱して!と願わせるのが監督の狙い。
娘に同情し、感情移入させる事で、先の終わりでは走り回る姿が観れるのかもしれないという期待を持たせてくれる。
が、その終わりで目に映ったのは・・・。
健常者としての生活を壊され、思春期に味わうはずだった「幸せ」を奪った当人への恨み、復讐。
女って生き物は恐ろしや。

なんとなくだけど『ミザリー』で築き上げられた構成の流れを汲んだ作品て感じ、密室を舞台にしたサスペンスは適度の緊張感を持てて良いね。

評価:★★★
21/11/21DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2021-11-19
メーカー:キノフィルムズ/木下グループ

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