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Channel: 銀幕大帝α
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フリー・ファイヤー

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FREE FIRE
2016年
イギリス/フランス
90分
アクション/犯罪/コメディ
PG12
劇場公開(2017/04/29)



監督:
ベン・ウィートリー
『サイトシアーズ ~殺人者のための英国観光ガイド~』
製作総指揮:
マーティン・スコセッシ
脚本:
ベン・ウィートリー
編集:
ベン・ウィートリー
出演:
シャールト・コプリー:ヴァーノン
アーミー・ハマー:オード
ブリー・ラーソン:ジャスティン
キリアン・マーフィ:クリス
ジャック・レイナー:ハリー
バボー・シーセイ:マーティン
エンゾ・シレンティ:バーニー
サム・ライリー:スティーヴォ
マイケル・スマイリー:フランク
ノア・テイラー:ゴードン



<ストーリー>
とある倉庫に集まった2組のギャング。それは簡単な銃取引のはずだったが、ある揉めごとから交渉がこじれ、突如として壮絶な銃撃戦が勃発する。

交渉決裂!
乱闘勃発!

―感想―
演出力が高ければ幾らでも面白くなりそうな展開なのに、なんでこうなった?としか思えない代物。

銃取引の商談中に突然撃ち合いが始まる。
事の発端は前日にハリーの従妹をスティーヴォが殴った為。
この商談に2人が偶然に鉢合わせしてしまい言い合いになった結果キレたハリーが銃をぶっ放した事で、倉庫内にて銃撃戦が繰り広げられる訳だが、約70分間をこれ1本に絞ったアイデアまでは良い。

だがしかし、如何せん登場人物が多過ぎる。
一人のキャラクターの台詞が全て。

誰がどっち側の人間なのか訳が分からなくなるんだよな。

更に肝心の撃ち合いなのだが、これが本当に撃ち合っているだけ。
面白味が殆どない。
スローモーションを挟むとか奇抜なカメラワークを多用するとか、もっと気の利いた手があっただろうに、なんでこいつらは地べた這いずり回って、物陰に隠れて闇雲に淡々と撃っているだけなんだ?と同じ様なシーンの繰り返しみたいに感じてきて退屈になってくるし、退屈だと思い出すと眠くなってくるしで、本編の7割8割はアクションなのに、えらいダレてしまうのも珍しい。
というか、見せ方下手糞か!!
ガスボンベみたいなのが吹っ飛んでいく映像だけは凝っていたが、それ以外は言い方悪くすると糞アクション。
派手さが無ければ、高揚感も得られない、ラストも大したことの無いオチだし、娯楽アクションを見せて貰ったという達成感を微塵も抱かされないてのがこの作品の出来のマズさを物語っている。
ずっと銃撃戦なのに、ずっとつまらんて、期待して借りちゃった俺が悪いのか?いや監督、てめぇの才能の無さだよ自覚しろ。

どうやら私、この監督とは相性が悪いみたいだ。

評価:★★
17/11/17DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2017-11-15
メーカー:ポニーキャニオン

オフィシャル・サイト(日本語)

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