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グッドモーニングショー

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2016年
日本
104分
コメディ
劇場公開(2016/10/08)



監督:
君塚良一
脚本:
君塚良一
主題歌:
KANA-BOON『Wake up』
出演:
中井貴一:澄田真吾
長澤まさみ:小川圭子
志田未来:三木沙也
池内博之:秋吉克己
林遣都:松岡宏二
梶原善:館山修平
木南晴夏:新垣英莉
大東駿介:府川速人
濱田岳:西谷颯太
吉田羊:澄田明美
松重豊:黒岩哲人
時任三郎:石山聡



<ストーリー>
落ち目のキャスターが陥る災難だらけの1日を追った抱腹絶倒のストーリー。

ニッポン騒然!
落ち目のキャスター
大炎上!

-感想-
日頃から内容を捏造しまくっている蛆テレビが製作している事に意味がある作品。
ほぼ自虐ネタだと思ってもいいかもしれない。
リモコンのdボタンで視聴者アンケートを取るシーンなんか特に。
実際にやってそうやもん、こういう事平気で。

男女関係を生放送中に暴露されそうになり、成り行きで現場に行ってしまった中井貴一。
立て篭もり犯から指名されていた事もあり、警官隊に守られながら独占犯人インタヴューに挑む。

普段の朝はケーキの食レポをしている中井貴一。
そこはミキプルーンだろ!センスねぇな。

一度「放送事故」をやらかしている中井貴一なので、現場に足を運ぶ事は頑なに拒否していたのだが、この「放送事故」の真相が一つの見所。
そしてもう一つの見所は何故犯人が中井貴一を指名したのかという部分。

番組制作の闇を描いているかと思えば、人を思いやる仕事人ならではの光も描いている。
闇に嘲笑し、光に心温められる、その辺のバランスを均等に保ちながら物語を進めていくので非常に観易い構成ではあるな。
スタジオの裏側は常に戦場てのも、この業界に興味ある方なら必見かもしれない。
そりゃあれだけバタバタ動いて、こき使われて、てなったら某制作会社じゃないけれど、不眠不休に疲れて自殺したくなる社員も出てくるだろうよ。
私も専門学校卒業後にとあるCM制作会社に勤めていたが、もう人間関係に嫌気が差しちゃったね。
兎に角上司の態度が横暴なのよ。
お前ら下っ端は黙って働け!みたいなね、扱われ方が雑で、なんで俺、こんな楽しくない職場に居るんだろて思い出して、1年位で辞めちゃったもんなあ。
要領のいい人なら上司との関係をも上手くこなして、和気藹々とやっていけるんだろうよ、そういうのが私には出来なかったんだよなぁ。

ゲラゲラ笑えるて程のコメディ映画ではないけれど、普段から私が言っている濱田岳が出ている作品にはハズレなし、がこれにも当て嵌まっていて割と展開に引き込まれました。
中井貴一の嫁がTV中継見ながら息子にえらい冷めた言葉を投げかける場面は、アナウンサーなんて口先だけの職業よと言っているみたいで、まあ視聴者の立場からすれば確かにそういう印象はあるよなと皮肉を込める意味でも的を得ているかもと、苦笑いが自然に生まれちゃったよ。

今作の長澤まさみ図鑑

遠目から映すと相変わらず美人さん。

しかし、近くに寄るとやっぱ老けたなとは思う。
勘違い女をやたらと楽しそうに演じてらっしゃいましたが、「放送事故」の真相を唯一知っていた志田未来がいきなり全て明かす場面で、隣に座っていた長澤まさみが、まあ何て素敵なエピソードなの・・・と志田未来の発言に感動している画が個人的に好き。


今作の可愛い子役図鑑
人質になっていた少女。

大人に成長したら男勝り系美女になりそうな予感がする。
ボーイッシュな髪型とか似合いそう。

評価:★★★☆
17/09/13DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2017-04-19
メーカー:フジテレビ

オフィシャル・サイト

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