DRIVE
２０２４年
韓国
９０分
サスペンス
劇場公開（2025/01/10）
監督：
パク・ドンヒ
脚本：
パク・ドンヒ
出演：
パク・ジュヒョン
キム・ヨジン
キム・ドユン
チョン・ウンイン
ハ・ドグォン
＜ストーリー＞
有名なユーチューバー・ユナ。ある日、彼女はイベントの後に自分の車で眠ってしまうが、目覚めると走行中の車のトランクに閉じ込められていて…。
―感想―
女の敵は女、とはよく言うけれど本作に限っては女の味方は女なんだね。
と思いながら観ていたら、やっぱり女の敵は女だったｗｗ
警察何やってんだよ。
「これ自作自演だろ」
ライブで全世界配信しているにも関わらずまともに取り合ってくれない、流石無能韓国警察。
後からのこのことやって来るのだからほんま使えんわ。
まあでもユーチューバーて、ある程度そういう目で見られても仕方がないのかもな、視聴者稼ぎ、投げ銭目的での迷惑系とかも現にいる訳だし。
「冗談でした」
で済まされないあくどい事をやっている奴もいる訳だから、警察が重い腰を上げづらいというのも分からない気もする。
そんな中「息子がファンなの」という女刑事が「私は貴女を信じるわ」とパトカー走らせて追い掛けてくるのだけど、実は・・・。
まあある意味、復讐劇ではあるよね。
事の真意を知ってハッと気付かされる主人公、まさかそんな恨みを買っていたとは。
やられた方は何時までも覚えているが、やった方はそんなの一々覚えていない。
多くのリスナーを抱えているユーチューバーなら尚更。
ま、本作の教訓としては、動画配信するのは自由だけど、登録者が多いからってリスナーをないがしろにするな、て事でしょうな。
チャンネルを登録して観てくれているからユーチューバーとして成立する訳で、その観てくれているリスナーを大切にしないのであれば、そんなのやる資格はねえ！そういうメッセージ性も含まれているかと思う。
はいはい反省してまーすｗ、みたく炎上したら簡単に形だけの謝罪動画を上げるのも俺からしたら舐めてんのか、としか思えんし、謝る位なら初めからするなと思うが、今時の子はそこまで頭が回らないバカが一定数居るのも確かで、こんな若者に未来を託してもいいのか！？そこのところ皆さんはどうお考えでしょうか。
それにしても、車のトランクに閉じ込められて、その様子をずっと配信しているだけを１時間使って描いているだけなのに、極度の緊張感をずっと維持させてラストまで楽しませてくれる、その演出力の高さは凄い。
トランクに閉じ込められた場合の脱出方法を検索して別のユーチューバーの動画で知識を得る辺りは今時の若者ならではだろう。
YouTubeとかSNSが発達していない一昔前だったら、どうすることもできねえとトランクの中で喚き散らしているのみで終わるのでしょうね。
今現在のハイテクなネットワーク事情を反映させた結果生まれ出た作品であると言っても過言ではあるまい。
評価：★★★☆
２５／０４／０５ＤＶＤ鑑賞（新作）
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