WHAT THE WATERS LEFT BEHIND: SCARS
2022年
ニュージーランド/イタリア
85分
ホラー
PG12
劇場未公開
監督:
ニコラス・オネッティ
出演:
アグスティン・オルチェーゼ
クララ・コヴァチッチ
マグイ・ブラービ
チュチョ・フェルナンデス
パウラ・ブラスカ
<ストーリー>
アルゼンチンをツアー中、捨て去られた街で立ち往生してしまったインディー・ロックバンド。突然の不運に見舞われた一行は、その街で血塗られた地獄を目の当たりにする。
―感想―
これまたホラー映画としては恰好のロケーションを選んだなあ、と感心したのも束の間、すっげえ既視感が。
なんでも「エペクエン」という実在する水没した村だそうで。
いやそのことは別にいいんだよ、この場所って本監督が以前撮った『ブラッド・インフェルノ』と同じロケ地やんけ。
そうとう気に入ってるんだろうなここ。
他の場所でも撮れよ(笑)。
今回は『悪魔のいけにえ』みたいなものを狙ったのかな。
にしては色々と酷すぎない?展開とか演出とか。
アホばっかりやないか。
殺人側の一族は言い争いばかりしていて仲悪いし、というか仲間割れしてるし。
ターゲットとなったロックバンドの連中は頭良くねえし。
(あ、彼らがご丁寧にバーで丸ごと1曲演奏するんだけど、あのサウンド、メロディー自体は好みでした。)
で、どうにかこうにかで拘束されている手錠とかの鍵を見付けてヒロインが舞い戻り
「約束通り助けに戻ったわよ」
「ありがとう、さあ俺達だけでも逃げよう!」
・・・。
・・・。
何故そこでキスしようとするww
はよ、逃げろや、逃げ切ってからキスしろや、アホ過ぎるだろこの2人w
そんな悠長な事やっているから殺られるねん、ほんまアホ過ぎて草しか生えん。
しかも唯一生き延びた男は、とっとと一人で逃げ出せばいいのに、「犬」として飼われていた見ず知らずの女に「俺と一緒に外に出るんだ」つってお姫様抱っこしたまま自分らの車に乗せる。
もうこことはおさらばだ、と車のキーを回そうとした瞬間、その連れて来た女に首を噛み千切られてエンド。
バカだバカだ、ほんと救いようのないバカばかりだ、バカの幕の内弁当かってえの。
評価:★★☆
25/03/31DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2025-02-28
メーカー: プルーク