ALIEN: ROMULUS
2024年
アメリカ
119分
SF/アクション/ホラー
PG12
劇場公開(2024/09/06)
監督:
フェデ・アルバレス
『蜘蛛の巣を払う女』
製作:
リドリー・スコット
ウォルター・ヒル
製作総指揮:
フェデ・アルバレス
キャラクター創造:
ダン・オバノン
脚本:
フェデ・アルバレス
出演:
ケイリー・スピーニー・・・レイン
デヴィッド・ジョンソン・・・アンディ
アーチー・ルノー・・・タイラー
イザベラ・メルセド・・・ケイ
スパイク・ファーン・・・ビヨン
エイリーン・ウー・・・ナヴァロ
<ストーリー>
孤児のレインは生きる希望を見出せない現状から逃れるため、弟のアンディとともに、かつての恋人タイラーの誘いに応じ、ある計画に参加することに。こうしてレインたち若者6人は、それぞれに希望を求めて宇宙ステーション“ロムルス”へ足を踏み入れる。しかしそこには、レインたちの想像も及ばない容赦なき絶望が待ち受けていたのだったが…。(allcinemaより抜粋)
逃げ切れるか?
生存率0%の絶望から…
―感想―
今作は若者中心で物語を動かす。
故にどいつもこいつも自分勝手過ぎる。
特にアンドロイドのアンディを小馬鹿にし毛嫌いした態度を取り続けるビヨン、観ててすっげえ苛つかせてくるし、仲間を置き去りにした瞬間は正直はよ死ね!と思った(笑)。
ところでロムルスへ向かう際に操縦を担当していた丸坊主女子。
ノーティードッグの最新作ゲームのPVに出てきた主人公と激似。
これノーティードッグが思い切り意識してキャラクターデザインし採用したんじゃねえのか?
頼むから「そうだよ♪」と言ってくれ、その方が俺としてもスッキリする。
この丸坊主女子を操れるゲームが遊べるのかと思うと今からワクワクが止まらない(んなわけねえだろw)。
そうだなあ本作の見所かあ。
初代アンドロイドであるアッシュの再登場か(名前はルークだったので見た目は同じだが別のアンドロイドの可能性あり)。
アッシュと言えばあの雑誌だろ、平凡パンチも対として出して欲しかった。
で、こいつの誘導、というかほぼ洗脳に近い形でアンディが任務遂行の為に躍動する。
あんたそんな性格だった!?と、ロムルスに乗り込むまでとは丸で違う挙動をし始めるのもあって、仲間を救いたいのかそうでないのか、ある意味冷徹な行動へと移行するので、その最中でのスリル感は伴っていたかも。
後、序盤からやたらと重力に関しての描写があったのは、クライマックスに向けての伏線だったのね。
酸で船底に穴が開くのを防ぐ為に重力装置を利用して宙に浮かせるというアイデアは秀逸。
フェイスハガー等は人の体温に反応する事を知った上で、室内を体温と同じ温度にし、そこをそろりそろりと足を歩めながら突破しようとするも結果的に失敗し「RUN!」となるシーンも緊張感を生み出していて良かった。
シリーズ2作目を観ている人にとっては、海兵隊御用達パルスライフルを使用した際の銃声音には懐かしみを抱くだろう。
そして『エイリアン4』よろしく人から生まれた事によって誕生したミュータントの見た目が強烈。
あれはゼノモーフよりも怖い。
成長がバカ早ければ、背丈もバカ高い。
あれがのっしのっしと向かって来たら、そりゃもう出てくる言葉はこっちくんな!ですわよ。
とまあ1作目と2作目との中間に位置する本作でしたが、部分的にはオマージュを捧げた演出が多々あり既視感こそあれど、それなりに観れる、楽しめる内容にはなっておりました。
評価:★★★☆
25/01/08Blu-ray鑑賞
販売開始日:2025-01-08
メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン
関連作:
![エイリアン:ロムルス ブルーレイ + DVD セット [Blu-ray]](http://m.media-amazon.com/images/I/51o1ZzSpriL._SL160_.jpg)
↑Amazonでの購入はタイトルリンクをクリック!