著者 :滝乃大祐, そよき
出版社:竹書房
ストーリー概要:
舞台は閉鎖的な地方都市の高校「椿ヶ丘学園」。
その旧校舎本館で一年生の女子生徒「渋谷唯香」が惨殺された。
その現場は、16年前に同じ町で起きた猟奇殺人事件と酷似していた。
殺害現場に居合わせたのは被害者と同じサークルの生徒4人と教師1人。
この殺人は、何を伝えているのか――。
話の中心となる女子生徒が首吊りの状態で惨殺されているシーンから物語は始まります。
衝撃的ですよね。
そこから、その女子生徒が何かを企んでいるというのが判明しますが、その詳細は隠されたまま。
彼女と関連性のある生徒数名が浮き彫りとなり、各自目線で自分語りが綴られていく。
中々興味深く読めた1巻でした。
死人に口なしとは言いますが、真実を知る唯一の女子生徒が亡くなっているので、関わった人間達によって解明しなければいけない。
果たして亡くなった女子生徒が成し遂げたかった事とは何なのか、これからの展開(謎解き)を大いに楽しみたい。
元は小説だったようで、今回コミカライズされた様ですが、とても絵が綺麗で読み易くなっているので、ミステリー好きにはおススメしたい作品です。
処でタイトルの『ヴンダーカンマー』てどう発音したらいいんだろう、ヴ=ブ?
今冬に2巻が発売予定。
2024年8月時点で第1巻が発売中!
ストーリー・・・5
キャラクター・・・・5
お色気・・・0
残酷さ・・・4
絵の上手さ・・・5
総合・・・5
(5段階評価での独自採点)

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