HUNTED
2020年
ベルギー/フランス/アイルランド
87分
アクション/サスペンス
劇場未公開
監督:
ヴァンサン・パロノー
脚本:
ヴァンサン・パロノー
出演:
ルシー・ドゥベ
アリエ・ワルトアルテ
キアラン・オブライエン
ライアン・ブロディ
シモーン・ミルスドクター
<ストーリー>
ある夜、バーに出掛けたイヴは、謎めいた男と知り合い、その誘いに乗る。しかし、突然豹変した男はイヴを拘束し、森の奥深くへと連れ去り…。
―感想―
ちょっと優しくされてダンスが上手かったからという理由だけで、ホイホイ付いて行く時点がもう既にアホかと。
あんなザビエルみたいな頭したおっさんの何処がええねん。
海外の女てこういう所に危機管理がないよな、だから性犯罪が多いんだよ。
素性も分からん見知らぬおっさんと、その場勢いでキスする主人公は自業自得、同情する気にもなれないのだが(笑)。
それよか、ジャケ写と全然違くない?そこら辺のおばさんやんけ。
おっさんも只の変態の様に見えて結構癖が強い。
突然意外な言動をしでかすから、何か面白い。
「俺はエイズじゃねえぞ!だからキスしろ!!」
相棒(男)相手に何を言い出すんだ、このおっさんはw
あんま内容的に楽しめる類じゃねえかなあて思って観てたけど、森の中でサバイバル生活している親子と出くわしてから突然展開にスピード感が増す。
更に、恩を仇で返すおっさんによってこめかみに矢じりを思い切り突き刺されて死んだと思われていた親子の母親が、スタンガンの衝撃で復活した時は驚き過ぎて口半開きになったがな。
親子が「世紀末に備えて」うんたらかんたら言ってたから、俺、ゾンビになったのかと、とんでもない話になったのかと勘違いしちゃったわ。
中盤まではおっさんが狩る側、だけど後半は主人公が狩る側へと交代。
泣き叫ぶ事しか出来なかった主人公が恐怖を乗り越えた先で覚醒&ブチギレて最早、どっちが狂人か分からなくなる程に、奇声発して追い掛け回す姿が痛快。
親子の会話の後のオープニングでじっと主人公を見つめる犬の画があり、どういう意味なのかとその時は分からなかったが、これってラストでの助太刀に来る件といい、割と話的に絡んでいた演出・繋がりを持たせていたんだねえ。
映画に出てくるガムテープは良い意味でも悪い意味でも万能道具だけど
「ガムテープ巻いときゃ、その程度の傷なら治る!」
治るかっw
評価:★★★
22/05/22DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2022-05-04
メーカー: ニューセレクト