LET US IN
2021年
アメリカ
84分
ホラー
劇場未公開
監督:
クレイグ・モス
製作:
クレイグ・モス
脚本:
クレイグ・モス
出演:
マッケンジー・モス
オニール・モナハン
エリック・カイェロ
トビン・ベル
セイディ・スタンリー
シエナ・アグドン
<ストーリー>
若者が次々と行方不明になる事件が発生。中学生のエイミーはフードを被った“黒目”の男たちに襲われ、何とか逃れるが、同様の行方不明事件が50年前にも起こっていたことを知り…。
―感想―
何処からどう見ても超低予算。
笑っちゃう位の低予算。
俳優に黒のカラーコンタクトを付けさせて黒のフードを被せたら、はい!即席エイリアンの出来上がり!
彼らは誘拐する人間の前に立ち「入ってもいい?」と聞くのがお決まりで、ダメと断っても、いいよと承諾しても痛い目に遭わすのだという。
どないせいっちゅうねん(笑)。
エイリアンとの交信で弱点が光りだというのを教えて貰い、昔誘拐されたがその後解放された目撃者の一人の爺さんから、もう一つの弱点である笛を手渡され、いざ対決。
皆が懐中電灯で照らし、主役が笛をピーピー吹くと、頭を抱えてその場に倒れ転げ回る宇宙人。
悶絶中の奴らを抱えて、宇宙へと通じる空間にポイッ!あそれポイッ!
ゴミ捨てかっw
なんやねん、この緊張感が微塵にも感じられない攻防戦は。
この脚本で1本作品撮ってくれ言われたら、俺でも監督出来るわ。
こんな内容なのに、何故かトビン・ベルが出演しているという謎。
一応ベテラン俳優ではあるので、キーパーソンとなっているが、ラストで黒のカラーコンタクトを自分で付けて顔面アップで終わる、この猛烈な蛇足感。
もう本当に褒める箇所が何処にもなくB級とも言いたくない完成度なのだが、主役の子がえらい可愛かったから、つまらんと思いながらも最後まで寝落ちせずに観れたのも彼女のお蔭。
今作の可愛い子役図鑑
映画設定12歳、女子中学生。
ちょっとした事故で過去に友人を亡くしているのだけど、どういう訳か殺人者扱い受けているという意味不明さ。
どんないじめをされても、健気に今を生き、仲間を救い出す為に自分から進んでエイリアンの巣へと突撃しちゃうその無謀過ぎる勇気(笑)は見習わなければいけない。
評価:★★
22/04/12DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2022-04-06
メーカー: エクリプス