クリスマス・ウォーズ

FATMAN
２０２０年
イギリス／カナダ／アメリカ
１００分
コメディ／アクション／ファンタジー
PG12
劇場公開（2021/10/01）

監督：
イアン・ネルムズ
エショム・ネルムズ
脚本：
イアン・ネルムズ
エショム・ネルムズ
出演：
メル・ギブソン：クリス・クリングル
ウォルトン・ゴギンズ：ジョナサン
マリアンヌ・ジャン＝バプティスト：ルース・クリングル
チャンス・ハーストフィールド：ビリー

＜ストーリー＞
サンタクロースを信じない子どもの増加に伴い財政危機に陥ったサンタのクリスは、米国陸軍の兵器製造を受託することにするが…。

最終兵器は
サンタクロース

―感想―

レンタル開始日がクリスマス直前なので、本来ならクリスマスに観るのが正解かもしれん、観る時期を間違ったかなとも思ったが。

それよりも設定を理解するのに１時間も掛かったがな。
俺は何時も言っている様に余り情報入れずに映画は観るので、てっきりサンタクロースを商売にしている普通のおっさんが、どうたらこうたらする話なのかと。
偽サンタじゃなくて、モノホンサンタでしたか。
通りで仲間達がチビで耳が尖っている訳だ。

で、気付く。
これ、終盤だけ観れば十分じゃないのか？と。
暗殺者がたった一人でサンタ工場に乗り込む所から観始めても全然、話が理解出来る。
つか、そこから観た方がすんなりと設定が分かる。

ということは、そこまでの流れが妙に分かり辛いねん（笑）。
しかもその終盤だけが異様に面白いのだから、マジでそれまでの過程いらんだろ、て。
説明不足で何が何やらの中盤までと、キャラや世界観等の説明をしっかりとされる終盤での引き込まれる差が大きく、面白さも桁違い。
俺的に中盤までは★２、終盤だけなら★４を付けるな。

てっきりメルギブサンタは死んだ！？そういうオチ！？という驚きをあっさり否定しやがった。
ま、クソガキにはあれ位の脅しをしておかないといかんわ、あの顔を見せられたら全てのクソガキが慄くだろうよ。

この映画でも妻は黒人なんだね。
そして男に負けず勇ましい（笑）。

評価：★★★