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ハザード・マテリアル

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HAZMAT
2013年
アメリカ
80分
ホラー
劇場未公開



監督:
ルー・サイモン
製作:
ルー・サイモン
脚本:
ルー・サイモン
出演:
ノーバート・ベレス
アニエラ・マクギネス
トッド・ブルーノ



<ストーリー>
人気のワルふざけ番組「恐怖ドッキリカメラ」のターゲットにされたジェイコブは、父親が事故で亡くなった古い化学薬品工場を訪れることになり…。

-感想-
おいおいど素人並みの演技力じゃねぇか...。
あっ「ドッキリカメラ」か、それなら納得。
構成的には以前に鑑賞した『スケア・キャンペーン』と同系統。
ただあちらは殺人鬼も仕掛け人だったが、こちらの殺人鬼は本物。

キチガイにドッキリ仕掛けちゃいかんわな。
頭のイカレた男に(偽の)死体見せたら余計に混乱して気が狂うんじゃないかと、その辺冷静に考えたら分かり切った事やのに、友達はそれがショック療法で治るとか変に勘違いしちゃってるし。
しかも、これが自分が笑われるドッキリだと理解してしまったジェイコブは、監視カメラを破壊しながら仕掛け人やスタッフを「俺を笑い者にした罰だ」と斧を片手に一人ずつ順番にぶっ殺していく。

スタッフルームは鉄の扉で守られているので安全なのだが、悪い事に水も食料もない。
飢え死にする位なら、出口まで突っ走る事を選ぶスタッフ達だったが、何せ初めて来た建物なもんで構造を把握しておらず、更に通路は全消灯しているので真っ暗。
唯一のお助けアイテムは建物のマップだけなのだが、これを見ながら出口まで逃げ様とする場面は鼻で笑っちゃう程に行動がモタモタ。
「うーん、こっちかな。いや違うなぁ、う~ん・・・」
立ち止まって悩むな!(笑)。
案の定、モタモタしているから追い付かれて斧の餌食に。

長期続いているどっきり番組のくせに超低予算。
予算がないから、スタッフルームから指示を出せるイヤホンすらも配給されていない。
無線機も安物だから電波が届かない。
となると仲間が殺されるのをモニター通してただじっと眺めているだけ。
イヤホンだけでもあれば、殺人鬼の姿が見えているから、あれこれアドバイス出来たはずなのに、そういう類の機材が一切無いってのは、もう殺されて下さいと言っている様なもの。

最終的にはちょっとした隙を突かれてスタッフルームに殺人鬼が進入してきたものだから、驚き慌てた最後の生き残り女性スタッフが闇雲に通路を走り回り、なんとか出口に到達。
やったわ!助かったわ!!
てかはよ、外に出んかいっ。
ここでもモタモタしちゃって、バッドエーンド。
殺人鬼以外全員死亡というこの潔い幕切れと、さっさとエンドロールへ入る所にちょっぴりクスッと笑ってしまっちゃたよw

評価:★★★
17/05/20DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2017-01-06
メーカー:竹書房

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