バーニング・ブライト

BURNING BRIGHT
２０１０年
アメリカ
８５分
サスペンス／ホラー／パニック
劇場公開（2013/02/23）

監督：
カルロス・ブルックス
出演：
ブリアナ・エヴィガン：ケリー
ギャレット・ディラハント：ジョニー
チャーリー・ターハン：トム
メアリー・レイチェル・ダドリー：キャサリン
トム・ノウィッキ：保安官
ミート・ローフ：ホーウィー

＜ストーリー＞
母を亡くした女子大生のケリーと自閉症の弟・トム。義父は母の預金で1頭のシベリアンタイガーを手に入れるが、嵐の夜にその檻を家の中に放置したまま外出し…。

－感想－

ハリケーンの夜、家に閉じ込められたケリー。
そこには他に徘徊するトラと自閉症の弟の厄介が二つ。
空腹の為に人肉を求めて追いかけてくるトラから逃げなきゃいけないわ、言う事を聞かない弟を守らなきゃいけないわで、てんやわんやなケリー嬢。
外に出たくても窓、扉と全部の出入り口を義父が板で塞いじゃっているから、もうひたすら弟の手を引き屋内各所をダッシュ＆隠れるの繰り返しをするしかない。

ハリケーン対策で板を塞ぐってのは口実でして、本当の目的はケリーとトムをトラに食い殺させて保険金を騙し取ろうというもの。
最低な義父です。
そんなに自宅でサファリーパークを開きたいのかよ！
てか、個人の趣味だけでサファリーパークとか意味不明。
けど仮にもし義父の思惑通りにトラに食い殺されたとしてもだな、動物を飼っていてそれが逃げ出したとかになったらそれなりに重い罪になるんじゃねぇの？
なんかそれに関した罪名があったような気が。
過失傷害罪とかそんなやつ。
アメリカにはないんかな。

で、生きたまま食われる感覚はどないでっか義父さんよｗｗ

姉ちゃんに対してさっぱり心を開こうとしたなかった弟ちゃんですが、最後はギュッと手を握ってたね。
ケリーの必死な姿と、自分を見捨てず守り抜いてくれた優しさにようやく閉ざしていた気持ちを開放したのかな。
感動的なフィナーレて程ではないけれど姉弟愛に心打たれるラストカットでした。