ドクター・ドリトル

DOLITTLE
２０２０年
アメリカ
１０１分
アドベンチャー／ファンタジー／ファミリー
劇場公開（2020/06/19）

監督：
スティーヴン・ギャガン
製作総指揮：
ロバート・ダウニー・Ｊｒ
脚本：
スティーヴン・ギャガン
出演：
ロバート・ダウニー・Ｊｒ：ジョン・ドリトル先生
アントニオ・バンデラス：ラソーリ
マイケル・シーン：ブレア・マッドフライ
ジム・ブロードベント：バッジリー卿
ハリー・コレット：トミー・スタビンズ
ジェシー・バックリー：ヴィクトリア女王
カシア・スムートニアック：リリー・ドリトル
声の出演：
エマ・トンプソン：ポリネシア／ポリー（オウム）
ラミ・マレック：チーチー（ゴリラ）
トム・ホランド：ジップ（犬）
オクタヴィア・スペンサー：ダブダブ（アヒル）
ジョン・シナ：ヨシ（シロクマ）
マリオン・コティヤール：チュチュ（キツネ）
セレーナ・ゴメス：ベッツィ（キリン）
レイフ・ファインズ：バリー（トラ）
クメイル・ナンジアニ：プリンプトン（ダチョウ）
クレイグ・ロビンソン：ケヴィン（リス）

＜ストーリー＞
世間から遠ざかり、様々な動物と暮らす名医・ドリトル先生が、病に倒れた若き女王を救うため、助手のスタビンズ少年や親友のオウムたちと共に伝説の島を目指して旅に出る。

世界一の名医のヒミツ、
それは動物と話せること。

―感想―

アヒルが出てくる度に「アフラック！」と叫びそうな気がして（笑）。

楽しい映画でもあるし可愛らしい映画でもあるし、正にファミリー向けの内容。
先ず動物達全部が愛らしく見える点が良い。
次にロバート・ダウニー・Ｊｒ演じるドリトル先生の何処か能天気でお茶目さもあるキャラクターも愛着がわく。

動物達個々にきちんとした役割があるのもコミカルな要素を広げていて雰囲気そのものが温かい。
個人的には怖がりなゴリラくんが好きだった。
手術中に「汗を拭いてくれ」と助手を務めたゴリラくんにドリトル先生がお願いしたら自分の額をひたすら拭いていたのには笑った。

王女を助ける為に冒険の旅に出るというアドベンチャー要素を強く入れた事により、動物達による必死なアクションも観れて結果的に多彩なジャンルを組み合わせ退屈させない作りに成功している。
王女の危篤は毒を盛った家臣の陰謀という、軽く殺伐としたものもありましたしね。
少年の成長物語でもあるが、全体的にはドリトル先生と動物たちの団結を主にして、賑やかに纏めていたと思う。
エディ・マーフィ版が好きな人もこの内容なら好感を抱けるんじゃないでしょうか。