LOS PARECIDOS/THE SIMILARS
2015年
メキシコ
90分
ホラー
劇場公開(2017/01/21)
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監督:
イサーク・エスバン
『パラドクス』
製作:
イサーク・エスバン
脚本:
イサーク・エスバン
出演:
グスタフォ・サンチェス・パッラ
カサンドラ・シアンゲロッティ
フェルナンド・ベセリル
ウンベルト・ブスト
カルメン・ベアト
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<ストーリー>
世界中が未曾有の豪雨に見舞われた夜、人里離れたバス・ステーションに居合わせた8人の男女が奇妙な現象に巻き込まれ、ひとりの女性・ローザがウイルスに感染したような症状を見せ…。
-感想-![]()
作品の中の時代と合わせて画面を白黒に近い基調へとしたのは正解。
雰囲気がバッチリ出ていてゴシックホラーを久しぶりに懐かしむ様だった。
しっかし冒頭から騒々しい(笑)。
バスが来ないと髭のおっさんは怒鳴っているわ、婆さんは何語か分からない言葉で叫び続けているわ、後からくる人間も静かにしていないわで「うるせぇなあw」と思いつつも、何かが起こりそうな空気を常に漂わせているので画面に集中してしまう。
DVDジャケットに映る人物全員が何故包帯を顔にぐるぐる巻きにしているのか、そこが一番に気になっていたのだが、なるほど!そういう秘密が隠されてましたか。
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上記画像から推測して頂ければ幸い。
事態が急展開を迎え始めるのが、首に何かしらの装置を着けた子供を連れてやってきた母親の登場。
ある薬品をその装置から注入する事で息子の行動を制御しているみたいですが。
これがまさかの最重要ポイント。
豪雨がウィルスを運んで来ていたと皆が疑っている(私もそういうシチュエーションかと思ってた)のをバッサリと否定しちゃう後半。
雨は関係あるけど、雨そのものがてのは間違いで、雨が降るとこの子供が母親もビビる怪能力を怒りと共に発動。
そう、全部の仕業が薬で制御していないと悪事を働かす子供だったて事で。
居合わせていた医学生が「子供にそんな薬を投与しちゃだめだ」と奪ってしまった、その余計なお世話が悲劇を招く結果に。
自由の身になった子供、もといクソガキはそりゃもう遣りたい放題。
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見てよ、この生意気そうな顔。
こんな顔されたら“クソガキ”とも書きたくもなりますわ。
人が蟻を見ても全部同じに思うように、クソガキが大人を見ても全員同じに思える、そんな考えが世界中を狂わせていたという、悪魔の子ダミアンじゃないけれど、まあそれに近い感じのクソガキによる迷惑極まりない「いたずら」。
これねぇ、小道具を用意したスタッフを褒めたい。
何もかもがあれになるのだから、野犬も含め、生まれたての赤ちゃんすらも雑誌のヌード女性すらも、飾っている写真すらも全てを作り変えなきゃいけないのだから相当大変な作業だったんじゃないかなぁ。
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ザ・人面犬!
奇妙な映画です。
けど自分的にはその奇妙さがとても魅力的だった。
好みによるかもだが、「震撼のラスト15分」の触れ込みも嘘ではない衝撃的な展開には目が離せない、夢中になって見せられる特殊なホラーでした。
評価:★★★☆![]()
17/04/10DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2017-04-05
メーカー:アドニスSQ(アメイジングD.C.)
2015年
メキシコ
90分
ホラー
劇場公開(2017/01/21)


監督:
イサーク・エスバン
『パラドクス』
製作:
イサーク・エスバン
脚本:
イサーク・エスバン
出演:
グスタフォ・サンチェス・パッラ
カサンドラ・シアンゲロッティ
フェルナンド・ベセリル
ウンベルト・ブスト
カルメン・ベアト

<ストーリー>
世界中が未曾有の豪雨に見舞われた夜、人里離れたバス・ステーションに居合わせた8人の男女が奇妙な現象に巻き込まれ、ひとりの女性・ローザがウイルスに感染したような症状を見せ…。


作品の中の時代と合わせて画面を白黒に近い基調へとしたのは正解。
雰囲気がバッチリ出ていてゴシックホラーを久しぶりに懐かしむ様だった。
しっかし冒頭から騒々しい(笑)。
バスが来ないと髭のおっさんは怒鳴っているわ、婆さんは何語か分からない言葉で叫び続けているわ、後からくる人間も静かにしていないわで「うるせぇなあw」と思いつつも、何かが起こりそうな空気を常に漂わせているので画面に集中してしまう。
DVDジャケットに映る人物全員が何故包帯を顔にぐるぐる巻きにしているのか、そこが一番に気になっていたのだが、なるほど!そういう秘密が隠されてましたか。

上記画像から推測して頂ければ幸い。
事態が急展開を迎え始めるのが、首に何かしらの装置を着けた子供を連れてやってきた母親の登場。
ある薬品をその装置から注入する事で息子の行動を制御しているみたいですが。
これがまさかの最重要ポイント。
豪雨がウィルスを運んで来ていたと皆が疑っている(私もそういうシチュエーションかと思ってた)のをバッサリと否定しちゃう後半。
雨は関係あるけど、雨そのものがてのは間違いで、雨が降るとこの子供が母親もビビる怪能力を怒りと共に発動。
そう、全部の仕業が薬で制御していないと悪事を働かす子供だったて事で。
居合わせていた医学生が「子供にそんな薬を投与しちゃだめだ」と奪ってしまった、その余計なお世話が悲劇を招く結果に。
自由の身になった子供、もといクソガキはそりゃもう遣りたい放題。

見てよ、この生意気そうな顔。
こんな顔されたら“クソガキ”とも書きたくもなりますわ。
人が蟻を見ても全部同じに思うように、クソガキが大人を見ても全員同じに思える、そんな考えが世界中を狂わせていたという、悪魔の子ダミアンじゃないけれど、まあそれに近い感じのクソガキによる迷惑極まりない「いたずら」。
これねぇ、小道具を用意したスタッフを褒めたい。
何もかもがあれになるのだから、野犬も含め、生まれたての赤ちゃんすらも雑誌のヌード女性すらも、飾っている写真すらも全てを作り変えなきゃいけないのだから相当大変な作業だったんじゃないかなぁ。

ザ・人面犬!
奇妙な映画です。
けど自分的にはその奇妙さがとても魅力的だった。
好みによるかもだが、「震撼のラスト15分」の触れ込みも嘘ではない衝撃的な展開には目が離せない、夢中になって見せられる特殊なホラーでした。
評価:★★★☆

17/04/10DVD鑑賞(新作)



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レンタル開始日:2017-04-05
メーカー:アドニスSQ(アメイジングD.C.)