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未来のミライ

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MIRAI
2018年
日本
98分
SF/ファンタジー/アドベンチャー
劇場公開(2018/07/20)



監督:
細田守
『バケモノの子』
企画・制作:
スタジオ地図
原作:
細田守
脚本:
細田守
オープニングテーマ:
山下達郎
エンディングテーマ:
山下達郎
声の出演:
上白石萌歌:くんちゃん
黒木華:ミライちゃん
星野源:おとうさん
麻生久美子:おかあさん
吉原光夫:謎の男
宮崎美子:ばあば
役所広司:じいじ
福山雅治:青年



<ストーリー>
甘えん坊な4歳の男の子・くんちゃんは、ある日、自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ不思議な少女・ミライちゃんと出会い…。

ボクは未来に出会った。

―感想―
こりゃあ相当好き嫌いの分かれる作品だわ。
主人公に子供を持ってくるのは別に構わないんだけれど、なんでクソガキという設定にしたのか。
あれだけ終始ギャーギャー喚かれたら子供好きな俺でも流石に苛々してくる。

何時かこの不愉快な気分から抜け出せるんじゃないかと、この先いい形で話の雰囲気が変る事に期待したのだが、結局最後までそのままだった。

設定もイマイチ良く分らん。
ワンコが擬人化したり、未来のミライが現れたり、若い頃のひいじいじと出会ったりするのは、クソガキが見た夢て事なのか?
それとも本当にそういう奇妙な現象に巻き込まれてしまったのか。
展開にピンとこなければ、そりゃ内容にも惹かれませんて。

こんな我が儘し放題なクソガキに振り回される両親の心情は察し出来るし、子育てというのは大変なものだなと少し同情はした。
しかし例え言う事の聴かない息子だとしても愛情は一杯に浴びせて育てている。
この親の気持ちを最後には理解して、それに答える様にクソガキもクソガキなりに改心した、そういうニュアンスを感じさせる終わり方だけは良かったけれど、普通子供や動物を扱った映画て感動するのが定番なんだけどなあ、本作にはそれが全く無かったわ。

あと、クソガキの姿と声が合ってない。
聞いてて違和感しかなく、それは上白石萌歌が悪いんじゃなくて、イメージから的外れな彼女を起用した細田守監督が悪い。
明らかなキャスティングミス、けど他のキャラクターには文句はない。

顔が可愛くない、声が大人過ぎて変、性格最悪。
メインキャラがこれじゃあちょっと不満の声が上がるのも仕方がないか。


このミライちゃんの寝格好には萌えた。
それだけかな。

で、チビのミライちゃんに(話の成り行きだとしても)バナナ食わせて大丈夫なのか?
自分はまだ結婚もしていないし子供も居ないから子育て関係に詳しくはないけれど、離乳食がまだなのに問題ないのかこの描写はと若干疑問符。

評価:★★★
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